金融メディアのSTEP開発(2023/12-2024/05)
3000万円規模の投資開発において、主にバックエンドの開発を担当
チーム構成
チームリーダー:1名
バックエンドエンジニア:1名
フロントエンジニア:2名
テスター:1名
チームでの自分の役割
バックエンドエンジニア・テスター
担当フェーズ
- 基本設計
- 詳細設計
- 開発
- テスト設計
- 負荷テスト
- 保守
業務内容
主に、既存の機能の大規模改修を行なった。
既存の機能として、株価を予想し当たるとDocomo経済圏で使えるDポイントが付与される機能(通称株価クイズ)がある。
その機能を一定の参加回数を超えるとリアルタイムでポイントが付与される抽選機能を開発に従事した。
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実績・取り組み
- 株の銘柄コードの英文字対応をする改修
- 既存のクイズ機能のキャンペーンを行う機能の開発
- SEO対策として、URL構造の変更
- 結合テストの設計
- JMeterによる負荷テスト
ビジネス課題
今回担当した株価クイズは、流入数の1/3を占めているコンテンツとなっている。
しかし、ユーザーごとの平均月次参加数が2,3回と低くく、更なる定着を目的として考案された機能となる。
技術課題
ユーザー体験向上のため、条件を満たしてから5秒以内にポイントが付与されるようなリアルタイム性を前提とした開発を行う必要があった。
ポイント付与基盤の外部APIは何らかの要因でポイント付与が失敗するケースが存在していた。
課題として、アタリ判定にも関わらずポイント付与が行われない事象が発生しまうことがあった。
対処
リアルタイム抽選処理を行うAPIを3つ分けることで、責任境界を設けた。
- 抽選判定API
- ポイント付与API
- ポイント付与結果取得API
抽選判定API
によりアタリを取得した場合、ポイント付与API
が実行される。
そしてポイント付与結果取得API
が実行され、成功可否がレスポンスとして取得されアタリ・ハズレを判定するロジックとして設計を行なった。
成果
ピーク時である300request/secにも耐えることができ、ユーザー体験を向上させることに成功した。
また、参加者数も通常の10倍に増えたことでPV数向上に大きく貢献することができた。
使用技術 | 使用サービス or フレームワーク |
---|---|
OS | Linux |
Golang | echo |
JavaScript | React |
DB | PostgreSQL, Elasticsearch |
Cache | Redis |
Infrastructure | Docker, Kubernates, AWS |
CI tool | Code Build |
CD tool | Code Pipline |
tool | JMeter |